県連の新役員体制が発足(2023年臨時大会を開催)

10月14日、当県連の2023年臨時大会が岐阜市にて開催されました。
今大会は代議員制を踏襲しつつ、新役員体制を発足させることに主眼をおいた実務的な大会と位置づけ、来賓招待等も見送りとしました。議長は常任幹事の服部 学さんがその任にあたりました。新役員体制について、決定した事項は以下の通りです。
①本年3月初旬より空席となっていた代表に、今井雅人・代表代行が昇格しました。
②副代表(企業団体対策委員会担当)として渡辺嘉山・県議会議員、また「総支部を代表する副代表」として眞野 哲・第5区総支部長が起用されました。
③渡辺仁美幹事長以下、常任幹事は留任です(一部、担当替えを行いました)。
④大西健介特別顧問にも引き続き、担当国会議員として当県連のサポートをお願いしています。
⑤鷲見守昭・元岐阜市議会議員は、今大会をもって退任となりました。
⑥この他、各衆議院小選挙区より「幹事」を2名ずつ選出しました。前総支部長が撤退した第3区、新総支部長が就任して間がない第5区はそれぞれ、暫定的に欠員1のスタートですが、できるだけ早期に適任者を選出し、組織体制の強化を図る予定です。
※常任幹事メンバーについては別途「役員」ページをご確認ください。なお「幹事」については、公人でない方々に対するプライバシー上の配慮から非公開といたします。
 
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≪今井雅人新代表 就任挨拶 2023年10月14日≫
只今は、私をはじめ役員の改選案にご承認いただきまして誠に有難うございました。
今回を一つの区切りとして、これから党勢拡大に向かって前を向いて、全員で頑張っていきたいと思います。
私が最近思うことであり、前から思っていたことでもありますが、「私たち立憲民主党はなぜ必要なのか。自民党とわれわれは何が違うのか」ということです。私は一言でいえば『目線』だと思います。自民党の政治は、はっきり申し上げて『殿様政治』です。上からものを眺め物事を決めるということです。いま、岸田総理が防衛費を拡大したりいろいろなお金を遣っていますが、これも結局、昔の殿様が農民から年貢を取っていた頃の政治と同じで、『国民のお金』を『自分のお金』だと思っている。だからそれをバラ撒いてみたり、選挙目当てで遣ってみたり、ということが平気でできる人たちです。でも、これは政治家のお金ではない、国民すべてのお金なのです。その感覚をもって政治をやらなければなりませんが、殿様は『全部自分のものだ』と思っているから、『自分で遣って何が悪いんだ』という遣い方になる。一方で、働いている民、生かさず殺さずですが、国民負担率が50%近くあるから、昔でいえば『五公五民』です。重い負担をかけている。その上、物価がドンドン上がっている中でますます生活は苦しい。(自民党の皆さん)わかっていますか?本当に。ネギが、ナスが(価格が)上がった、もう生活を切り詰めるしかない、という暮らしの人が沢山いることを。多分、頭ではわかっていると思いますが、肌でわかっているかどうかの問題です。昔から、良家に生まれて、生まれた時から恵まれた生活をして、そのまま世襲で議員になったような人たちには、そのような苦労がありませんから、頭では「物価が上がって皆さん大変、なんでしょうね」と思っても、本当に大変だ、ということがわかってないのだと思います。実感がない、体感してない、だからトンチンカンなことをする。それでいて、この2年間だけでも自民党議員による『政治とカネ』の不祥事は後を絶ちません。業者さんから馬を買わせてもらって何千万ももらった人もいましたが、昔と変わっていません。悪代官と商人が、癒着して懐におカネを入れ、農民は苦しんでいる、庶民は苦しんでいる、その構図と何も変わっていません。
私たち立憲民主党は働く者の代表であり、一般の生活者の代表として政治をやっていかなければいけない。だから、みんなと同じ目線で、いまの国民生活がどれだけ苦しいか、国民が何を本当に求めているのか、それらを体現していく政党でなければなりません。
まさに物価が高騰しているこの時代、私たちのような政党が絶対に必要なのです。
この岐阜県においても、この世襲だらけの保守王国の岐阜県を変えていかないと、国は変わりません。今日、この機会に皆さんと心を合わさせていただいて、われわれの手に、一般の人たち、国民の皆さんが中心となる政治を取り戻すことを、強く決意いたします。
次期衆議院議員選挙は、恐らく来年(の衆議院解散)と思われますが立憲民主党はまだ県都、1区で候補を擁立できておりません。2区と3区は国民民主党が主体的に探して頂いておりますので、協力し合いながら擁立しますが、私たちとしては早期に1区の擁立を行い1区、4区、5区で勝ち抜き、そして国を変えたいと思っておりますので、皆さまのご協力を心よりお願い申し上げ、新代表としてのお礼と決意表明といたします。


立憲民主党岐阜県連

立憲民主党岐阜県連は、従来のおまかせ民主主義による「トリクルダウン」頼みの経済政策や画一的な地方政策では光が当たらなかった現場の声を丁寧に聞き、地域性やその歴史を踏まえ、これからの政治を政治家だけではなく県民の皆さんと一緒にボトムアップでつくり上げたい、そのような想いを共にする多様な経歴の人々が自発的に集まって結成された立憲民主党の県組織です。

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