2019~2020


2019(令和元)年 
《12月6日》 枝野代表、会派代表者会談で国民民主党・社会民主党・社会保障を立て直す国民会議・無所属フォーラム代表者に対し「幅広く行動を共にして頂きたい。立憲民主党とともに闘っていただけるよう」呼びかけを行う

《12月17日》(立憲・国民)代表・幹事長会談で、12/6「呼びかけ」の件、両党幹事長間で早急に話し合いを始め、話し合い積み重ねることで合意

《12月18日》 全国幹事長会議にて枝野代表・福山幹事長より12/6「呼びかけ」について説明、都道府県代表は概ね賛同の意思を示す。(岐阜県連合より渡辺嘉山代表、渡辺仁美幹事長が参加)

《12月19日》(立憲・国民)幹事長会談で、両党の綱領や基本政策、代表選規定等について双方が報告し、選挙区調整や参院の信頼醸成、事務局や地方組織のあり方等の意見交換


2020(令和2)年

《1月10日》(立憲・国民)党首会談で、12/6「呼びかけ」に関する幹事長間の確認事項およびこの間の経緯と議論について各党党内会議で議論に付すことで合意

《1月14日》 役員会、常任幹事会で幹事長間確認事項および合併協議についての代表・幹事長一任を確認(国民:1/15結論出ず、両院議員総会等での議論を1/20迄継続)

《1月21日》(立憲・国民)幹事長会談で、国民民主党は、立憲民主党の求めていた1月20日に政党合併の結論を出すに至らなかったこと、当面は国会論戦に集中していくこと等を確認

《2月16日》「立憲フェス2020」を開催。枝野代表はスピーチで「最大野党の責任として、幅広い政治勢力による、より強固なつながりをつくるため先頭に立つ」「私たちの理念政策に共感し、その旗のもとで闘っていただける皆さんには、広く門戸を開く」と述べる

《6月8日》(立憲・社民)幹事長会談で合流に向けての基調的な確認事項(背景、考え方)および個別の確認事項(綱領、党員・パートナーズ制度、地方組織、機関紙、党職員の雇用等)を6月中に文書にまとめ、両党の党内議論を行うことで合意

《7月15日》(立憲・国民)幹事長・政調会長会談で以下、立憲から国民へ申し入れ

・立憲、国民両党を解党し新党を結成する「新設合併方式」とする

・新党の名称を「立憲民主党(略称:民主党)」とする

《7月16日》 常任幹事会で、7/15申し入れについて合流をまとめる方向で代表・幹事長一任を確認

《7月17日》 両院議員懇談会、全国幹事長・総支部長会議(ZOOM開催:岐阜県連合から渡辺嘉山代表、阪口副代表が参加)で7/15申し入れについて説明、意見集約。

《7月22日》(立憲・国民)幹事長会談

・国民、新設合併方式を大筋で受け入れる一方「新党名称を民主的手続きで決める」よう文書で要求。立憲、表決避けたい意向示す

《7月29日》(立憲・国民)幹事長会談

・7月30日より、綱領・規約づくりに着手する

・結党大会で実施する代表選規定を幹事長間で協議する

《8月3日》 岐阜県内三組織(立憲・国民・連合)意見交換会

(国民岐阜県連より報告)

・次期衆院選第2区候補者の発表を8/7に行う

・7/28に行われた(国民)東海ブロック代表者会議の内容について

(新党合流に岐阜・愛知県連は前向き、三重・静岡県連は消極的、等)

《8月4日》(国民)新党の党名の扱いを巡り調整が難航。玉木代表、記者会見で党首会談を呼びかける

《8月5日》(立憲・国民)幹事長会談

・国民、党首会談を打診するが福山幹事長「幹事長間で協議している最中であり判断のしようがない」とし、枝野代表「幹事長間でまとまらないものを、それ以外でまとめられるとは思わない」として応じない構えを示す

《8月7日》

(国民岐阜県連)第2区候補者・大谷由里子氏記者発表。大谷氏「玉木雄一郎氏の政治理念に賛同し、立候補を決断した」と述べる

(立憲・国民)幹事長会談で以下、立憲から国民へ提案

・新党の名称を、代表選挙と合わせて国会議員による投票で決める

《8月11日》

(立憲・国民)新党綱領案・規約案・代表党名選規定案をまとめる

・常任幹事会で新党綱領案・規約案・代表党名選規定案を了承

(国民)役員会結論出ず。玉木代表、分党し自身は新党への不参加を表明

《8月13日》

(国民岐阜県連)「地方議員4名全員が新党への不参加を表明」と報道

・両院議員懇談会にて両党間の合意内容を確認

・全国幹事長・総支部長会議(ZOOM開催)岐阜県連合より渡辺代表、渡辺幹事長、阪口副代表が参加/地方自治体議員会議(ZOOM開催)

《8月18日》(立憲・国民)両党党首、相原連合事務局長が会談

《9月1日》新党の代表選出・党名決定選挙 選挙管理委員会(選挙日程決定)

《9月3日》新党所属宣誓書締切(各党所属国会議員)衆参149名

《9月5日》

・ 岐阜県連合第6回三役会・第5回常任幹事会を開催。組織としての新党合流を確認。合流しない議員は9/13迄に離党届の提出を求める(以後、解党日までに離党者なし)

《9月7日》新党代表選出・党名決定選挙告示

・枝野幸男、泉 健太(国民政調会長)2氏が届出

《9月10日》新党代表選出・党名決定選挙集会

・代表選挙 枝野 幸男 107票 泉 健太 42票

・党名選挙 立憲民主党 94票 民主党 54票 その他 1票

《9月11日》両院議員総会、県連代議員・総支部長会議(解党大会に代えZOOM開催)

《9月13日》岐阜県連合所属の地方議員全員の新党合流意向を確認

《9月14日》

・立憲民主党が解党、立憲民主党岐阜県連合が解散

・国民民主党が解党、国民民主党岐阜県総支部連合会が解散(その後「国民民主党(いわゆる「玉木新党」が発足、その都道府県組織として「国民民主党岐阜県総支部連合会」が結成)

《9月15日》

【合流新党】立憲民主党が結党大会 150名の衆参国会議員で結党

・大会議長を石川香織衆院議員(北海道11区)、横澤高徳参院議員(岩手県選挙区)が務める。

・連合の神津里季生会長、「女子高校生未来会議」や18歳選挙権実現運動で活躍した「政治アイドル」町田彩夏さんが来賓挨拶。

・ライブハウスオーナーのスガナミユウさん、千葉商科大准教授の田中信一郎さんらがオンライン参加。

《9月18日》(旧国民岐阜県連)地方議員4名全員および第2区候補予定者の(新)国民への合流を発表

《9月26日》新党・立憲民主党の支部「岐阜県総支部連合会」結成日として岐阜県選挙管理委員会に届け出

《9月29日》(新立憲)役員会で、第49回衆議院議員選挙候補予定者(岐阜県第1区)川本慧佑、(岐阜県第3区)阪口直人 2氏の公認決定

《10月3日》(新立憲)岐阜県連結成準備委員会三役会で、結成大会の開催概要を決定

《10月5日》千代田区平河町から永田町への党本部機能の移転が完了

《10月9日》第49回衆議院議員選挙(岐阜県第1区)公認候補予定者・川本慧佑氏を記者発表。会見には平野博文代表代行(選挙対策委員長)が同席。会見後、連合岐阜・髙田勝之会長らを表敬。

《10月17日》(新立憲)岐阜県連結成準備委員会を開催し、結成大会議案について確認

《10月24日》 合流新党「立憲民主党」の県組織として「立憲民主党岐阜県総支部連合会」が結成大会を開催。大会議長は鷲見守昭岐阜市議、梅村慎一氏の2名。

・党所属の国会議員1名、県議会議員1名、市議会議員10名、衆院非現職総支部長2名の体制で発足。代表は渡辺嘉山県議、幹事長は渡辺仁美可児市議。

《10月26日》第203回臨時国会が召集。会期は12月5日までの41日間。

・立憲民主党の衆院共同会派から国民民主党が離脱。

《10月27日》福山幹事長、社会民主党の吉田幹事長と会談。社民吉田幹事長から、11月14日の社民党大会で、立憲に合流する選択と社民に残る選択の両方を議案にかける旨説明。

《10月27日》新党結成以来初の「つながる本部(本部長:枝野代表)」会議を、ジェンダー平等推進本部と合同で開催。この際、枝野代表は「つながる本部」立ち上げのきっかけとなった『政治に私たちは見えていますか』ある学生から問いかけられたエピソードを紹介。

《10月28日》衆院本会議代表質問で枝野代表「誰もが安心できる支え合いの仕組みと、その仕組みを担う機能する政府を作り、命と暮らしを守る。多様な個人と地域が認め合い、それぞれの力を発揮できる『共生社会』を実現する。立憲主義に基づく透明でまっとうな政治を取り戻す。右へも左でもなく前へ。それは、この国に暮らす一人ひとりを主役とする政治。『あなたのための政治』に向けて、私たちとともに進みましょう」と呼びかける。

《10月29日》 菅総理の「2050年温室効果ガス排出実質ゼロ」表明について田嶋要・環境エネルギー調査会長よりコメント発表。

〇遅きに失した感はあるが決断を評価する。

〇原子力エネルギーに頼ることなく、カーボンニュートラル実現の具体策と行程表を示すべき。

《10月30日》 議員立法「新型コロナウイルス感染症等の影響に対応するための雇用保険法の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案(「休業支援金拡充法案)を社民、共産、国民と共同で衆院に提出。

休業支援金・給付金について①大企業の非正規労働者も受給可能に②シフト制・日々雇用の労働者等が受給する措置を事業主に義務付け③事業主に対し、支給を申し出た労働者への不利益取り扱いの禁止。

《10月30日》 枝野代表、定例会見で「『自助か共生か』という、菅政権との対抗軸、わが党がもう一つの選択肢となる、議論の土俵を明確にできた」と述べ、お互いさまに支え合う共生社会を目指していく考えを改めて主張。

《10月31日》枝野代表、北海道釧路市を遊説。蝦名釧路市長、釧路管内の市町村幹部らと会談し、新型コロナウイルスの影響(医療・公共交通等)について意見交換。

《10月31日》 福山幹事長、埼玉県加須市・さいたま市を遊説。安倍政権、菅政権の下で行政が機能しなくなっているとして「誰もが排除されない多様性ある社会、機能する政府を作る」と訴える。

《10月31日》 立憲民主党高知県連が高知市で結成大会。県連代表は武内則男衆院議員。党本部代表で安住国会対策委員長が講演。「私たちにもう一回チャンスをください」「何かおかしいことがあったら政権を代えられる政治を次の政治につないでいきたい」と訴える。

《11月 1日》 枝野代表、北海道根室市・中標津町を遊説。石垣根室市長を表敬、納沙布岬より北方領土視察。北方領土元島民関係者と懇談。北方領土問題が後退しているとの認識を示し「我々の正当な主張を、堂々と毅然と訴えていく基本的な立ち位置をしっかりと持ち、何とか状況を動かしていけるように頑張っていきたい」と述べる。

《11月 1日》 田名部匡代・常任幹事会議長、群馬県高崎市・太田市・館林市を遊説。高崎市で「日本の農政の展望」講演。各地の農畜林業者との懇談。「現場の声に耳を傾け、足を運んで思いを共有し、責任ある政治を実現するため良い政策をしっかり提言していく」と決意を述べる。

《11月 1日》立憲民主党愛媛県連が松山市で結成大会。県連代表は白石洋一衆院議員。本部代表として出席した大島敦・組織委員長は「政権は、多くの方を許容してようやく担えるものだ。私たちを支持して下さる方の意見を十分に伺うとともに、支持されていない方の意見も伺いながら政策を決めていきたい」と表明。

《11月 2日》枝野代表、風力発電の先進地・北海道苫前町の酪農・漁業の現場、風力発電所視察。福士町長と会談。記者団に対し「技術革新の成果が期待されるが国策で送電網整備が必要。菅政権は「原発増で脱炭素」もう通用しないことを10年遅れで言っている」

《11月 2日》 枝野代表、札幌市で記者団に「大阪都構想」の住民投票否決について「大阪市民の皆さんの重い判断と受け止める。政党、党派でなく市民の皆さんの活動が結果につながった。この間『反対』働きかけた大阪府連の尽力、そうした活動を進めてこられたすべての皆さんに敬意を表したい」と述べる。

《11月 3日》 枝野代表、公共交通視察兼ねJR留萌本線に乗車、新十津川町「スマート農業」現場を視察。空知農民連合と意見交換。(民主党政権で実現し、自民党安倍政権が撤回した)「戸別所得補償制度」の復活を求める要望に、制度化に思いを強くしたと述べる。

《11月 5日》 衆院比例東京ブロックで繰り上げ当選した松尾明弘議員(新人)が初登院。党所属衆院議員は108人、衆参両院の党所属議員は151人に。

《11月 7日》岐阜県連第1回常任幹事会を開催。

①党の基本政策策定について(政調素案に基づき協議)

②岐阜県連の各種規程について(「党費・パートナーズ会費規程」除く)

《11月 7日》蓮舫代表代行、兵庫県西宮市・神戸市・三田市を遊説。日本学術会議問題で公文書の提出を与党が拒否している件に触れ「憲法で守られている皆さんの政治介入されない自由が、政治によって剥奪される、そんな前例にしては絶対にいけない」と述べる。

《11月 7日》泉健太政務調査会長、千葉県松戸市・木更津市・船橋市・柏市を遊説。衆院総支部長の街頭演説会に参加し「政治には選択肢がある。新しい政治をつくっていこう」などと呼びかける。 

《11月 7日》福山幹事長、神奈川県川崎市・海老名市・横浜市鶴見区・港南区を遊説。衆院総支部長の街頭演説会に参加し「安倍政権からやっと代わったと思ったら菅政権で学術会議の任命拒否問題が起きて、またかとがっかりする皆さんも多いでしょう。今やらなければいけないのは、どう考えてもコロナ対策」と指摘。

《11月 8日》党徳島県連が徳島市で結成大会。庄野昌彦県議が県連代表に、武内則男衆院議員・吉川沙織参院議員が常任顧問に就任。党代表で出席した平野博文代表代行は、「政党の集合離散のたび、皆さんにご苦労をお掛けして申し訳なかった。大きな政治勢力の結集への思いを共有して頂けるよう取り組む」と決意を表明。

《11月10日》蓮舫代表代行、神戸市で女性・シングルマザーとその子どもたちの居場所と仲間づくりの場を提供するWACCA(わっか)を視察。「加害者に居場所知られる戸籍制度、被害者に全然優しくない」「守る体制もっと整えてほしい」DV被害者女性の声、「私たちは、暴力か貧困しか選べないのですか」NPO代表の声に「暴力も貧困も人権の問題。人権を守る社会をつくらないといけない。必ず実現する」と応える。

《11月10日》福山幹事長、定例会見で米バイデン大統領候補当選確実の報に「心から祝意を表したい。まずはコロナ感染拡大防止、世界経済の立て直し、気候変動対策等々に国際的なリーダーシップを示して頂きたい」期待を示し、菅首相訪米と解散戦略は「当然非常に密接に関わってくる」と指摘。

《11月10日》渡辺周幹事長代行、定例会見で第3波コロナ対策に「政府は現行の7兆円予備費を取り崩し、速やかにPCR検査や医療関係者への支援強化に使うべき」国会各委員会で改善を促す考え。米民主党バイデン氏当確報道には「菅政権・バイデン新政権の運営を注視する。中国海警法案を懸念。対中・アジア政策に関心持ってもらいたい」新政権との関係構築に決意語る。

《11月11日》党政務調査会、基本政策策定に向けた都道府県連との意見交換会をオンライン開催。

・この際、岐阜県連より、11/7開催の常任幹事会でとりまとめた意見を発表。

《11月12日》 ジェンダー平等推進本部が「生殖補助医療の検討にあたってー子どもと女性の尊厳を守るためにー」を取りまとめ政調審議会で報告。「生殖補助医療は人の命に直接かかわる厳粛なもの」であるとし、①リプロダクティブ・ヘルス・ライツの保障・確保②生殖補助医療によって生まれた子どもの出自を知る権利の保障③生殖補助医療の商業利用や優性思想的悪用の禁止④卵子提供における健康と尊厳の確保⑤代理懐胎など今後の生殖補助医療に関する国民的議論⑥育てる意思を有する人こそ親―について考え方を示す。

《11月13日》立憲・社民・国民・共産共同で「短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善に関する法律等の一部を改正する法律案(同一価値労働同一賃金関係)を衆院に提出。

・法案提出者はそれぞれ「最高裁『賞与・退職金ゼロ判決』固定させず、立法府が動き、だめなものはだめとすべき」「正社員に近い働き方でボーナスも退職金も1銭も出ないのはあまりに不合理」「働く女性6割が非正規雇用、コロナ禍で仕事失われ自殺者も増えた。法律変えねばならない」などと述べる。

《11月13日》枝野代表、主権者教育の一環としてN高政治部生徒を対象にした授業で「自身の失敗と乗り越え方」特別講義。英語が不得意で志望大に合格できなかったと明かし「それはそれで失敗かもしれないが、結果的に入った大学がその後の人生にプラスになっている。失敗は100%の失敗ではない」と振り返る。

《11月13日》枝野代表、韓日議員連盟(超党派)の金振杓(キム・ジンピョ)会長らの訪問を受け会談。枝野代表「両国間には難しい問題もある一方、若い世代の文化交流はじめ国民間の親近感高まっている側面もある」徴用工問題には「双方が知恵を出し解決図らねばいけない。そうした方向の努力促したい。韓国側からもいい知恵を出して頂けるよう期待する」と発言。「新型コロナ感染症、北朝鮮問題等、地域の安定と発展のため日韓中3か国で率直な意見交換できるよう努力したい」と述べ、金会長「両国関係改善はお互いの利益になること。北朝鮮非核化に向けて連携が必要だ」と語る

《11月14日》立憲民主党宮城県連が党員・サポーター&パートナーズ集会を開催。枝野代表が出席し、親に進学を反対されながらも奨学金を借り働きつつ学ぶ学生のエピソードを紹介。「本当に辛い立場の人はコロナ禍で一気に増えた。安倍さん、菅さんしかいないとあきらめている人に、もう一つの選択肢があることを示さなければいけないと思い合流をした」と新党結党の理由を示す。

《11月15日》 立憲民主党奈良県連が奈良市で結党大会。馬淵澄夫衆院議員(旧国民)が県連代表に、高柳忠夫元県議(旧立憲)が代表代行に就任。平野代表代行が党代表で出席し「しっかりとした理念と国民の皆さんに理解されるような具体的な基本政策を掲げ活動することをお約束したい」と次期衆院選に向け決意を示す。

《11月15日》 田名部匡代・常任幹事会議長、千葉県流山市を遊説。街頭演説で「一律10万円給付や家賃支援、ひとり親支援給付など野党の私たちが提案して、その一部を政府が取り入れてきたことを知ってほしい。コロナ禍で、弱いところにしわ寄せが来ている。菅総理の「自助・共助があってから公助」では本当に困っている人が声を上げにくくなる。今は公助で支援しないといけない」と訴える。

《11月15日》枝野代表、福島県南相馬市・会津若松市を遊説。浜通り被災地の再生・将来像について若者と意見交換。「復興のゴールは人によって違う。お互いに理解できるようにすることが必要」と語る。相馬双葉漁協よりALPS処理水取扱い問題の要望受ける。タンク増設可否等説明しない政府の姿勢を批判。増子議員(旧国民)の自民会派入り「有権者・国民に明確に嘘をついてきた裏切り者、絶対に許してはならない。県民の皆さんに申し訳ない。推薦・応援について反省し、今後しっかりチェックしたい」とコメント。福島県第4区総支部(総支部長:小熊慎司衆院議員)設立総会に出席。

《11月15日》福山幹事長、福岡市を遊説。県内総支部長応援の街頭演説。「小口貸付、雇用調整助成金特例給付、受託確保支援金など、年末で期限切れると生活が不安の皆さんに、期限延長するメッセージ出すことが政治の役割」「あなたが動けば政治は変わる。あなたのための政治をわれわれはしたい」支持を訴える。

《11月15日》党岡山県連が岡山市で結成大会。難波奨二参院議員が県連代表に、鳥井良輔県議が幹事長に就任。福山幹事長が党代表で出席し「野党の塊作らねばこの国はどうしようもなくなる。国民生活が壊れるという思いだった」と合流協議、新党結成を語り「枝野代表は東日本大震災時の官房長官で、菅総理はコロナ禍の官房長官で「官房長官対決」われわれは国民という抽象的なものではなく、課題を抱える一人ひとりのため、あなたのために立憲民主党立ち上げた」政権交代への決意示す。

《11月15日》党長崎県連が長崎市で設立大会。山田朋子県議(旧国民)が県連代表に就任。大島敦組織委員長が党本部代表で出席し「地域の声、生活の声を聞き歩くことが党の政策磨き上げる。地域に根差した皆さんが党の足腰を強くする。県連の結集を軸に、さらに幅広く皆さんの声を受け止め存分に活動していきたい」と述べる。

《11月16日》岐阜県連の渡辺嘉山代表及び川本慧佑・阪口直人両副代表、近藤昭一企業団体交流委員長と岐環協(岐阜県環境整備事業協同組合)を訪問、玉川会長(全環連会長)ほか同団体役員と会談。平素のご支援に謝意を伝える。新型コロナウイルス対策のあり方、立憲民主党の基本政策等について意見交換。

《11月16日》 生殖補助医療の提供等及びこれにより出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する法律案「生殖補助医療法案」与野党5会派共同(立憲・社民・国民・維新・自民・公明)で参院に提出。①生殖補助医療の提供等に関する基本理念、国および医療従事者の責務と国が講ずべき措置を規定②生殖補助医療により出生した子の親子関係を安定させるため、自己以外の卵子を用いて出産した場合、産んだ女性を「母」、夫の同意を得て夫以外の精子を用いて生まれた子は、夫を「父」と規定③さまざまな課題について、成立後2年目途に結論を得る、等の内容を規定。 

《11月16日》日本ほか15カ国によるRCEP(地域的包括的経済連携協定)の署名に際して、泉政務調査会長よりコメント。・関税撤廃や貿易ルール整備への期待高まる日本政府の努力に敬意を表する。・米国がTPP離脱、インドの参加得られず、中国の影響力過大を懸念。・国益守る観点から知的財産保護、消費者保護の真に高いルール設定、参加国による遵守徹底ができるのか等今後検証する。・本件、国民の皆さんの意見を求める。

《11月16日》「ひとり親世帯給付金年内支給法案(低所得であるひとり親世帯に対する緊急の支援に関する法律案)を立憲・社民・国民・共産と共同で提出。生活が厳しいひとり親世帯へのさらなる支援が必要だとして「臨時特別給付金」2020年内の追加給付目指す

《11月17日》(立憲・社民)党首・幹事長会談。社民党より、14日の党大会で、党の存続と立憲への合流共に円満に認める賛成多数の議決を通知。福山幹事長会見にて枝野代表「真摯な対応に感謝と敬意を申し上げたい。合流頂ける方はスムーズな合流望む。社民党に残る方々に対しても、国会内外ともにより連携したい」発言を報告。

《11月18日》平野代表代行兼選挙対策委員長、定例会見で衆院選候補者擁立について「新党は民進党の規模(135名)上回る151名でスタートして以来2カ月間、党内融和は着実に進んでいる。競合する10カ所以上の小選挙区候補の一本化ほぼメドがついた。並行して新たな候補者擁立を進め、現職議員と小選挙区総支部長で194人」との現状を報告。自公に対峙する勢力で衆院過半数の233以上の擁立目指し、早期解散に備え他党との競合区調整や空白区解消の作業を加速させる」意気込み語る。

《11月18日》党「つながる本部」第1回役員会。枝野代表を本部長、逢坂誠二代表特命補佐を事務総長とする役員体制等を確認。枝野代表は「生活の中で直面する課題に向き合い、さまざまに活動する皆さんとの交流を通じ現場の声を受け止め、関係者とつながることで問題解決につなげるプラットフォームとしたい」位置づけを紹介。

《11月19日》政調審議会で泉政務調査会長、基本政策の策定状況について「「全議員集会でのさまざまな議論は確実に良いものに向かっている。議論を通じ一体感が高まっていく。最後には皆さんが『これを基本政策にしよう』となるよう頑張る」と述べる。

・党の憲法議論の考え方をまとめた「憲法論議の指針」を政策審査で了承。

《11月20日》衆院国土交通委員会、議員立法「交通政策基本法等改正案(交通政策基本法及び強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法の一部改正案)を全会一致で可決。少子高齢化。人口減少等による交通需要の多様化に対応し地域社会の維持・発展を図るため・輸送サービスを推進・災害発生時の交通機能維持・交通機能の代替性確保や地域活力の向上、運輸事業・交通事業の人材確保とそれに必要な労働条件改善などを盛り込む。

《11月20日》 新型コロナウイルス感染者急増「第3波」事態を受け枝野代表「①広範な国民が希望すれば安い費用で検査受けられるよう、一定の範囲で検査費用を国が支援することを提案②感染急増地域ではキャンセルに対する補填をセットにGoToトラベル停止するよう政府に求める」と記者団に説明。

《11月20日》 立憲民主党コロナ緊急対策を発表。

①感染防止を最優先に!・積極的な検査実施・感染拡大地域におけるGoToキャンペーン一時停止・都道府県の役割拡充

②まず生活・事業を守る!・困っている人に支援を・事業と雇用を途切らせない・自粛要請、感染拡大防止に協力した場合は経済的支援を・あらゆる医療機関支援を・公共交通機関支援を・地域の実情に応じた手厚い支援を

《11月21日》 福山幹事長、青森県青森市・弘前市を遊説。連合青森会長らと会談。青森県第1区総支部長後援会との懇談。同第3区総支部長主催タウンミーティング。青森県連との共同記者会見で、保守的な青森県で勝機を見いだすにはとの質問に「青森にある課題に真摯に向き合うことが最も説得力ある。新しい立憲として大きくなり、より受け止められる器できた。青森の現実に向き合い、率直に語る小田切さとる(2019年参院選出馬し接戦)さんの姿勢に学び活動すれば有権者の皆さんは応えて頂ける」と答える。

《11月21日》 党愛知県連、国会議員、地方議員60人体制で発足。名古屋市で設立大会。斎藤嘉隆参院議員が県連代表に、塚本久愛知県議が幹事長に就任。党本部代表で泉政務調査会長が出席し「立憲民主党は(立ち位置が)ど真ん中の政党で国民の大多数の期待に応える政党だ。わが国の成長と雇用の受け皿となる分野としてライフ、グリーン等に力を入れていく。愛知県こそが立憲民主党のモデルである。皆さんには先頭を走っていただき全国の皆さんを引っ張っていただきたい」と語る。

《11月21日》 枝野代表、滋賀県を遊説。琵琶湖を横断し漁連より現状説明受け、特定外来生物の駆除作業を体験。「滋賀県連躍進パーティー2020」で基調講演。参加者と意見交換。

《11月22日》 泉政務調査会長、静岡県浜松市・焼津市・富士市・静岡市を遊説。天竜浜名湖鉄道本社視察、経営等現状について関係者との会談。衆院総支部長応援の街頭演説。「立憲民主党は批判や反対ばかりの政党ではない。医療従事者、介護・保育・教育施設で働く方のPCR検査公費負担等、与党に提案してきた。家賃支援給付金も、10万円特別定額給付金も私たちの発案だ。年末にかけ、追加支援しっかりやらねばいけない時期だ」と訴える。

《11月22日》 枝野代表、兵庫県明石市・神戸市を遊説。子育て支援の先進的取り組みについて泉明石市長と会談。子育て支援センターを視察。「子育てしやすい社会は地域の活力に繋がる。人とカネの手当てをすれば実現可能だ。自治体単位で結果出している」。党兵庫県連の結成記念集会「立憲ひょうごフェス2020秋」に参加。合衆国で民主党政権発足した時は日本でも非自民政権発足したことに触れ「自らの役割は国民の期待と信頼を得て非自民政権を2期以上持たせることだ」と決意を示す。

《11月23日》 泉政務調査会長、茨城県石岡市でイノシシによる農作物への被害状況の影響調査。「自然環境の変化、鳥獣被害の深刻さを感じた。コロナ禍で自然と共に暮らしたい方も多い時代、いまの与党の中でなし得なかった地方に光を当てる政策、地方に生活する場所確保していく国づくり進めたい」

《11月23日》 党沖縄県連「沖縄立憲民主党結成大会」那覇市で開催。屋良朝博衆院議員が県連代表に、有田芳生参院議員が代表代行に就任。枝野代表が出席し「沖縄で立憲は今日生まれたばかりで勢力小さいが、各勢力と連携し、国会では最大野党として皆さんの声を国会で届ける役割果たしたい。沖縄の4選挙区は一つたりとも自民党に渡す訳にはいかない。力を結集して総選挙を」と呼びかける。

《11月24日》 蓮舫代表代行、定例会見で①党務で地方出張の党幹部・役員等のPCR検査、国会議員の抗原検査実施。地方出張のあり方は地元と丁寧に協議する旨確認②都道府県連と新型コロナ対策でZoom会議を実施③「桜を見る会」参考人招致、証人喚問要求について③山梨・沖縄2県連立ち上げ④地方議員245人の入党で総数1,018名、等説明。

《11月24日》 党国際局(国際局長:亀井亜紀子参院議員)、フィーツェ駐日ドイツ首席公使迎え第1回「立憲国際カフェ(Rikken International Café:RIC)」を開催。「ベルリンの壁崩壊後30年を経たドイツの内政課題」講演を聴取し意見交換。

《11月27日》 新型コロナウイルス感染症対策関係連絡会議を開催。枝野代表「まだまだ政府の危機感足りない。ひとり親世帯再給付『年末年始超えられない』当事者に支援の手が届くのかギリギリの状況。7兆円予備費積み残したまま三次補正の話をしている場合でない。われわれは国民の命と暮らしを守るため取り組んでいく。

《11月27日》 政調審議会で泉政務調査会長「新型コロナ感染拡大、緊迫の度合い深まっている。第3波予想される中、政府対応のまずさが今に至っている。本当に政治の責任と感じる。」検査体制の拡充、GoToキャンペーン見直しなど一定の経済活動制約訴える。「新型インフルエンザ等対策特別措置法等改正案」「出入国管理及び難民認定法改正案(新型コロナウイルス感染症対策)」いずれも賛成・提出を了承。

《11月27日》 新型コロナウイルス対策本部全国会議を開催。党本部の取り組み紹介し、都道府県からの要望聴取とともに、日々の健康管理の見える化するアプリ「N-CHAT」(長崎県)、感染者・医療従事者への偏見や差別なくす取り組み(熊本県)、「STOP!コロナ誹謗中傷」ネット監視チーム設置(青森県)等、自治体が独自に取り組み成果挙げている施策について情報提供。

《11月28日》 岐阜県連第2回常任幹事会を開催。

〇岐阜県知事選挙(2021.1.7告示⇒1.24投開票)の対応について、党として候補者を擁立する主戦論や、特定の候補者を推薦する案なども提起されたが慎重な協議の結果、自主投票とすることを決定。※2021.1.24投開票の結果、現職の古田肇知事が5選。

《11月29日》 安住国会対策委員長、千葉県旭市を遊説。谷田川衆院議員の国政報告会で講演し「不正があればとことん追及する力、強い野党が必要。自民党しか勝たなかったら緊張感なくなる。国民が真に政党や政治家使いこなす時代へ」「コロナ対策、国がメリハリ付けず右往左往しGoTo政局のようだ」「1年間嘘つきっぱなしで終わりなら議会なんかいらなくなる」「自公の驕った態度は国民の1票から。どんな悪いことしても「勝たしたのは国民だから」と居直られる」と述べ一層の支持呼びかける。

《11月30日》 枝野代表、定例会見で臨時国会振り返り「この状況で国会閉じるのは強い疑問。予備費7兆円活用し、与野党挙げ国民生活年越せるよう下支えを」「GoTo キャンペーン、自主的キャンセル増え結局は失敗。方針大転換し無症状患者の検査拡大を」「訪問介護職求人15倍、命の危機迎えている方いる」危機感示す。選択的夫婦別姓「ライフワークだ。与党内で抵抗あるが、菅総理含め前向きな行動を」

《11月30日》 つながる本部&障がい・難病PT共同ヒアリング「新型コロナウイルス感染症第3波―政治には私たちが見えていますか?」を実施。DPI日本会議、JD(日本障害者協議会)など13団体から具体的要望上げられ、当事者・支援者の皆さんから要望を聴取。枝野代表、都内で29日、白杖持った男性ホームから転落し電車にはねられ死亡した事故にも触れ「こうした悲惨な事故を防止し、安全に暮らせる環境整備が必要。経済状況ふまえた目の前の対策と中長期的対策両面で受け止め進めていきたい」

《12月 1日》 福山幹事長、自由民主党の二階幹事長と会談。今国会での国民投票法改正案の採決見送り。ただ、8国会でこの問題は継続案件となっており、次の通常国会で何らかの結論得ることで確認。「国民投票法、十分な審議行われているとは言えない。COVID-19対策に集中すべき今国会で見送り決めたこと評価。「桜を見る会」安倍前総理答弁、あらゆる点で事実との相違、院の権威に関わることで看過できない。会期延長については国対委員長間で話し合うことで了とした」と語る。

《12月 1日》 災害・緊急事態局全国ブロック長会議を開催。東海ブロック担当局長は日吉雄太衆院議員(東海比例)、副局長は田島麻衣子参院議員(愛知県)。各都道府県の設立状況ふまえ、COVID-19に対する各地域の医療体制や政府に対応求めるべき調査に取り組むことを確認。岡島一正局長は「現場の声きちんと集められる体制、コロナ禍のなかで複合災害に対応できるネットワーク作りたい」と述べる。

《12月 2日》 枝野代表、ガルージン駐日ロシア連邦特命全権大使の訪問受け懇談。

・枝野代表は、2012年ウラジオストクで開催されたAPEC首脳会議に経済産業大臣として訪露した際、自動車工場開所式でプーチン大統領と同席したことに触れ「日本とロシアは経済面で特にwin-winで連携できるもの少なからずある。お互いの持っているものと足りないもの補うことが両国のみならず世界にとって大きな意義がある」と述べる。ガルージン大使「関係進める上で、お互いの国にある潜在力どう活かすかが課題」

《12月 2日》政府が令和3年度予算案の中で、児童手当の特例給付廃止や、所得制限の判定方法の見直しを検討していることを受け「少子化対策に逆行する児童手当の削減に反対する要望書」を取りまとめ記者会見。泉政務調査会長「昨年の出生数は過去最低の約86万人。コロナ禍で生活が大変厳しい状況にある中、少子化対策にも子育て支援にも逆行する政策を盛り込むのは大変問題だ」と政府検討案に強い問題意識を示す。

《12月 2日》 新型コロナウイルスの感染が急拡大、年末年始に深刻化が懸念される事態を受け、感染拡大防止策の実効性を高めるため2本の議員立法①「新型インフルエンザ特別措置法及び感染症法改正案」②「出入国管理及び難民認定法改正案」を社民・国民・共産と共同で衆院に提出。

《12月 3日》 立憲・共産・国民・社民4党の幹事長・書記局長会談の結果、COVID-19対策に万全を期するため、国会を28日まで延長する動議を4日に提出することで一致。

《12月 4日》 安住国会対策委員長ら野党4党の国対委員長、新型コロナウイルスの感染拡大が続き、一部で医療崩壊の懸念など深刻な事態に陥っていることから議論の場が必要だとして、5日会期末の国会を28日まで延長するよう大島理森衆院議長に申し入れ

《12月 4日》 党税制調査会、経済団体・各種業界団体・労働団体と意見交換の上「2021年度税制改正への提言」まとめる。①コロナ禍に対する税制・財政上の対応②中小企業等の事業継続・雇用維持とウィズコロナへの経営支援③所得格差是正のための公平な税制の実現④社会保障を支える財源調達と消費税の改革⑤安心で質の高い生活を維持すための税制⑥若者・子ども子育て世帯、DV被害者を支援する税制、など11項目。

《12月 4日》 第203回臨時国会閉会にあたり、両院議員総会で枝野代表「感染拡大防止の議員立法、吉川元農水相の金銭授受疑惑、安倍前首相虚偽答弁疑いなど審議しなければならないこと多々ある中での閉会に強く抗議したい」と強調。新党結党後初の国会は「政府の姿勢、問題点明らかにさせるとともに、われわれの考え明確に示すことができた」と評価。「2月選挙の可能性、緊張感もって年末年始過ごしてほしい。選挙で結果出すことで、歪んだ政治変えていける」と力を込める。

《12月 5日》 蓮舫代表代行、滋賀県彦根市を遊説。「新立憲滋賀のつどい2020」に出席。「支持者として女性議員、候補者応援する方法は」出席者の質問に「支援者と名乗る方で女性どう扱ってもいいという発想持つ人、『飲み行こう』とか、写真を撮る時に腰や肩を抱くとか、お酌しろとか言う人いまだにいる。周りが『ちょっとそれは』と指摘する文化ができるだけで、相当救われる女性議員は多いと思う」と答える。

《12月 7日》蓮舫代表代行、埼玉県東松山市・さいたま市浦和区を遊説。衆院総支部長の応援で集会参加。先の臨時国会で提出した「学生支援法案」例に挙げ「学生の支援一つとってもまったく違う。自民・公明と立憲という明確な対立軸できている。私たちは政策がある、対案がある、それを枝野代表が引っ張っていく」形ができていると語る。

《12月 9日》 政府が発表した新たな追加経済対策について、泉政務調査会長名で談話を発表。〇多くは三次補正、来年度予算で措置されるもので、積極検査の方針や特別診療体制構築は含まれず、GoTo延長など、切迫した現状に応える対策といえない政策並ぶ。〇緊急包括支援交付金、地方創生臨時交付金増額、ひとり親世帯再給付の実現は評価するが、その他求めてきた支援措置を早期に決断すべき・グリーン化基金や防災・減災、国土強靭化は国民に向けた緊急の経済対策とはいえない。

《12月 9日》 枝野代表、ヤング駐日米国臨時代理大使の訪問を受ける。新党が目指す内政や外交の方向性を紹介、日米両国の当面の課題や国際情勢について懇談。来年3月11日、東日本大震災から10年迎えるにあたり「アメリカの皆さんに本当に親身になってご心配いただき、ご協力いただいて感謝している」同盟国の対応に謝意を表明。

《12月10日》 与党が発表した2021年度税制改正大綱について、泉政務調査会長名で談話を発表。〇中小企業者等の支援税制延長には賛成。〇一方、医療・介護施設への寄付金税制拡充、医療機関の控除対象外消費税問題の解決、テレワーク支援税制等採用されず残念。〇2023年10月のインボイス導入は見送るべき。〇消費税の複数税率廃止し、逆進性緩和は給付付き税額控除によるべき。これからも公正・中立・簡素な税制訴え続ける。与党には所得税・消費税・法人税はじめ税制全体の抜本改革の具体化求める。

《12月11日》岐阜県連第3回常任幹事会を開催。

〇担当役員の指名について、「岐阜県つながる本部長」に石田浩司幹事長代理(政務調査会担当兼)、若者活動担当に奥田真也山県市議。

《12月11日》外交・安全保障・主権調査会、泉政務調査会長とともに航空自衛隊横田基地、府中基地を訪問。内倉航空総隊指令、荒木横田基地司令と懇談、最近の空自の活動やコロナ予防対策等の報告。宇宙作戦隊、気象部隊等を視察。篠原豪調査会長、自衛隊の平素の活動に敬意表し「立憲民主党が現実的な安全保障政策進め、必要な支援は与野党超え惜しみなく行う」考え伝える。

《12月11日》経済産業省、環境省が検討、パブリックコメント中の「今後のプラスチック資源循環施策のあり方について(案)」について生方幸夫・環境部会長名で談話を発表。〇プラスチック廃棄物削減の抜本策は示されず。〇プラスチック対策の緊急性、各国で認識され取り組み加速する中、政府の対応は不十分。〇レジ袋は全体のわずか数%。有効利用率7割が熱源で焼却⇒脱炭素目標に逆行。海外輸出の3割、禁輸が進みいずれ国内に滞留。〇過剰な使い捨てプラスチック抑制のため、製造規制含め検討し汚染食い止める政策を。

《12月12日》枝野代表、東京都練馬区・杉並区を遊説。衆院総支部長応援で集会参加。「安倍内閣裏で回したのは菅官房長官。菅さん総理になればその役目の人おらずうまくいかないと思っていた以上に国民生活が混乱」と批判。「一刻も早くGoTo止める判断必要。予備費から1兆円レベルで医療機関支援を」参加者の質問に「選挙ない時野党の報道ほとんどない。有権者が選挙の主体、皆さんが伝えない限り勝てない」「新鮮さでは政権回せない。経験不足による同じ失敗しない」などと答え、一層の支援求める。

《12月12日》立憲民主党福井県連が福井市で結成大会。斉木武志衆院議員が県連代表に就任。泉政策調査会長は講演で「単なる追及政党、批判政党でない、この国を担う決意、覚悟で新党立ち上げた」「自民は中央集権型、何も全国一律。COVID-19対策で弊害出ている。立憲は地方分権政党。地域事情に合わせ政策打つ方がよいと言ってきた」「立憲が原発ゼロ、エネルギー改革という以上、原発立地地域でも衰退せず新しい産業、雇用生まれ引き続き故郷で暮らせるエネルギー政策出さねばいけない」考え示す。

《12月14日》福山幹事長、政府のGoToトラベル事業一時停止表明を受け「専門家の提言顧みず菅総理がGoToにこだわり感染広がったのは明白。人災であり責任極めて重い」「方針二転三転し、事業者に甚大な損失生じる。政府は万全の補償措置を」「支持率の急落は菅内閣に国民の生命と生活守る意思見られないことに対する大きな不信感の表れ。支持率落ちたから方針変えるのは全く本末転倒だ」と指摘。

《12月14日》「パートナーズだョ!選挙に大集合」パートナーズ限定のオンラインミーティングを開催。「選挙の楽しさ全部教えます」パートナーズで組織した選挙対策チーム「パートナーズ選対@東京」での活動を紹介、参加者と意見交換。ネット配信や電話かけ、開票立会人等のエピソード。司会の川名雄児武蔵野市議は、パートナーズ選挙で大切にすることとして①選挙ボランティアやれる地域は住む地域に限られない②やりたいことをやる③パートナーズ・ボランティアは政党の「道具」ではない―と語る

《12月14日》泉政務調査会長、北九州市を遊説。城井崇衆院議員国政報告会で政策対談。泉政調会長「大学入試の民間英語試験について地道に調査、質疑の上国会論戦牽引し実施延期実現、受験生や保護者救った。裏付けあり具体的に提案すれば刺さるのだと勉強になった」「立憲は反対ばかり批判ばかりの政党でない。閣法賛成率90%、常識的に正しいものは賛成する。野党が反対と言い始めた時こそ、皆さまに考えていただきたい」

《12月14日》東日本大震災復興本部(本部長:玄葉光一郎衆院議員)、被災地の現状及び復興・再生取り組み、課題の調査で福島県(大熊町、浪江町、双葉町)、宮城県石巻市、岩手県(陸前高田市、大船渡市)を訪問。吉田大熊町長と会談。浪江町水素エネルギー施設視察。石巻市立大川小遺構で黙祷。戸羽陸前高田市長らと住居や事業再建、伝統漁法の梁漁(やなりょう)発信で意見交換。同市で民泊や教育事業、古民家改修等取り組むNPO法人「SET」と意見交換。「奇跡の一本松」で祈祷。大船渡市魚市場を戸田市長らの説明で視察。

《12月16日》枝野代表、福山幹事長、亀井亜紀子国際局長が米国民主党のマーク・タカノ下院議員ら2名とオンラインで会談。枝野代表からタカノ氏の当選祝いと立憲民主党結党報告、バイデン氏への祝意を伝え、大統領就任後の日米関係について新型コロナ対策、日米関係、中国情勢、北朝鮮情勢等ディスカッション。

《12月16日》「つながる本部」・子ども子育てPT共同で映画『子どもたちをよろしく』の党内上映会を開催。いじめや虐待、貧困など子どもたち取り巻くさまざまな問題描いた作品。逢坂つながる本部事務総長「日本は世界第3位の経済大国だが子どもたちは深刻な状況。描かれる子どもたちの実態通して日本の社会全体考える機会に」枝野代表「国民の皆さん、特に子供たちとつながっていくキックオフにしていきたい」

《12月18日》「イージス・アショア」の代替案等に関する閣議決定について篠原豪外交・安全保障・主権調査会長名でコメント発表。

〇「イージス・システム搭載艦」は常時監視・防護の役割果たせず費用膨張、有効性危惧され代替策になり得ない。

〇「スタンド・オフ・ミサイル」なし崩し的に敵基地攻撃能力保有にならないか、憲法解釈に照らし明確な説明求める。

〇わが党は人員、防衛費の制約のもと任務環境改善や南西諸島防衛の強化優先。サイバー・宇宙・電磁波の対処能力向上等、最も効果的で効率的な装備計画進めるべく政府を問い質していく。また、一層の外交努力を行っていく。

《12月18日》15日からの大雪により東日本で被害発生、18日夜以降東北・北陸山沿い中心に大雪見込まれ、福山幹事長のもとに岡島災害・緊急事態局長を事務責任者とする大雪対策情報連絡室を16時に設置。都道府県連・総支部に対し大雪情報や地元自治体による指示などの情報収集行い早期に必要な対応とるよう要請。

《12月19日》野田佳彦最高顧問・田名部匡代常任幹事会議長、東京都江戸川区で衆院総支部長主催のタウンミーティングで講演。野田最高顧問、新党結成経過に触れ「若手がどんどん目立つ政党になってほしい」「決めるときには決め、決まったら従うという当たり前のことコツコツ積み重ね、信頼される国民政党つくりたい」と表明。田名部氏「女のくせに何ができる、子どもいないのに少子化語るな、など言われ、女性が政治志すこと過酷だった」自身初の立候補を振り返り、女性総支部長への応援呼びかける。

《12月20日》 立憲民主党自治体議員ネットワーク結成総会。1058人の党所属地方自治体議員による組織がスタート。呼びかけ人代表の宗方保福島県議「古巣に戻ったような思い感じられうれしい。新型コロナにより、国会議員だけあてにせず自治体議員が意識持って地域のため働かねばならないことを痛感。結集し団結し頑張ろう」枝野代表「合流は想像以上に効果上げている。国会論戦力は10倍、20倍。点や線で戦っていた草の根の活動がこれまで以上に連携できるようになった。この効果生かし政治の流れ変えるのが私たちの役目」都道府県世話人1人選出、その中から衆院比例ブロック毎に運営委員2名選出(岐阜県世話人・東海ブロック運営委員に松原和生・県連幹事長代理)

《12月21日》 2021年度政府予算案の閣議決定について、泉政務調査会長名で談話発表。〇3年連続で一般歳出100兆円超、緊急対応で致し方ないがメリハリ利いた内容にすべき。感染拡大防止と医療支援、環境激変した国民・事業者の救済を優先すべき。〇地方の債務である臨時財政対策債の大量増発は地方財政に大きな負担与え、認められない。〇7年連続で過去最大を更新する5.3兆円防衛費、非効率な防衛予算の改善が必要。〇その他、不要不急やムダ等チェックし真の国民のための予算案への改善に努めていく。

《12月21日》 枝野代表、年内最後の定例会見「医療はひっ迫状態超え崩壊過程に入る地域少なからず出ている。年末年始控え、地域を絞った緊急事態宣言発出を強く求めたい」特に予備費使い医療現場支援など最優先するよう求め「野党は既に新型インフル特措法改正案提出した。臨時国会開き野党案審議すべき」積極姿勢示す。合流の効果に「層が厚くなり国会の論戦力強まった。選挙を面で戦える状況になってきた」と語る。

《12月22日》 全国幹事長・総支部長会議をオンライン開催。岐阜県連より渡辺嘉山代表、渡辺仁美幹事長が参加。枝野代表より「COVID-19の状況に応じた活動、ご苦労いただき45都道府県連、201衆院選挙区総支部立ち上げ進んだ。来年は東京都議選、衆院選。大きな飛躍にご協力お願いしたい」安住国会対策委員長より「COVID-19対策には提案、不正に対しては徹底追及」通常国会展望語る。福山幹事長より地方自治体議員NW立ち上げ、社民からの合流等報告。2021年党活動計画考え方示す。平野選挙対策委員長より衆院選候補者擁立状況等報告。大島敦組織委員長より行政区支部方針説明等。

《12月22日》枝野代表、第7回全国高校生未来会議で演説。「自助努力、自己責任の社会になれば、かつて高齢者の医療費や生活費、介護を子や孫が負担していた方向に戻っていく。年金や高齢者医療や介護の充実は若い皆さん、次世代のための政策だ」と訴える。東日本大震災当時の対応どうだったかとの問いに「当事者の位置に立ち、もっとできたことあったのではとの思い、真摯に受け止めたい。当時把握できた情報の中でできること最大限やった」「ハードはいずれ回復するが今後の問題はソフト。政治と行政には苦手なことだが、壊れたコミュニティの回復が重要になっている」と答える。


《12月23日》枝野代表、衆院国土交通委員会の閉会中審査で質疑後記者団に「最大野党の党首という立場では異例だが、COVID-19関連の国会質疑が年内最後という危機的状況であり質問に立った。政府の危機感の欠如と、GoTo強行の事実自己否定できず苦しい説明浮き彫りにできた。危機意識共有していただき緊急事態宣言、医療従事者支援や関連事業者への補償強く求めたい」野党の提案聞き入れられにくい状況に「GoTo急に止めたり政府としても一種うろたえている状況、幅広い意見参考に物事進めるべき」

《12月24日》福山幹事長、社会民主党に所属していた吉田忠智参院議員、吉川元衆院議員の入党届提出を受け「心から歓迎したい。一騎当千の議員が2人入党してくれ力強い。今日も福島党首と電話し連携確認した。」社民党と引き続き連携することに触れる。吉田参院議員「社会党、社民党で培った理念や政策、組織運動生かし立憲の基盤強化に努力重ねる」吉川衆院議員「微力だが国民の暮らしと命守るため立憲に入り、大きく強くなるよう頑張りたい」

《12月25日》第5次男女共同参画基本計画の閣議決定にあたり、ジェンダー平等推進本部から談話発表。

〇「選択的夫婦別姓」の文言が削除され、2020年までに女性が指導的地位占める割合30%とする目標「202030」の最長10年先延ばしなど、ジェンダー平等から後退した。

〇選択的夫婦別姓、民間調査で7割賛成。民法改正案要綱を答申した法制審から四半世紀迎える今、第5次計画に記載すら容認しない与党に強く抗議する。

〇「202030」達成できなかったことを真摯に反省し要因を検証すべき。

〇わが党はジェンダー主流化推進する立法、政策立案目指し真の男女平等の実現に最大限努力する。

《12月28日》党参院幹事長の羽田雄一郎参院議員が27日に逝去されたことを受け、枝野代表が記者団に「一報を聞き正直、大変な衝撃受けている。仕事上の大事な友人であり家族ぐるみでもお付き合いさせていただいた。私より若い、早すぎるご逝去、信じられない思い。心より哀悼の意を表します。党参院幹事長、国土交通大臣など経験され、国政で大きな活動期待され本人にもそうした思いあったと思い無念だ。非常にパワフルで温厚な人柄、人の輪つくる中心担って下さった」と述べる。